ご飯が美味しく食べられなくなる!?「開口障害」とは
こんにちは。院長の上野です。
4月になり、新しい年度が始まりました。
皆さまの生活もリフレッシュしているのではないでしょうか。
春に咲く桜の花のように明るい笑顔で新年度を迎えたいですね。
さて、新生活では、大勢の前であいさつをする場面もあるかもしれません。
そんな時に、大きく口を開けようとして、
あごがいつもよりも開かなくなることはありませんか?
突然、お口が開きにくくなる症状があれば、それは「開口障害」かもしれません。
● お口が開きにくくなる「開口障害」
お口が開くサイズには個人差がありますが、
いつもよりお口が開きにくいのは「開口障害」の可能性があります。
「開口障害」はあごの関節や筋肉の障害のひとつ。
その名前の通り、お口が正常に開かない状態を指します。
食事をすることが困難になるなど、日常生活に支障が出てしまうこともあります。
● 「開口障害」になってしまう原因とは
「開口障害」には、いろいろな原因が考えられますが、
いくつか代表的なものをご紹介します。
・顎関節症(がくかんせつしょう)
あごを動かす筋肉が痛い、お口を開け閉めするときに音がする
そんな症状が当てはまります。
この顎関節症が悪化すると、「開口障害」になってしまうことがあります。
・智歯周囲炎(ちししゅういえん)
親知らずのことを専門用語では「智歯」といいます。
智歯周囲炎は、親知らずの周りに細菌が入って起きる炎症です。
炎症が起きると、歯ぐきや頬に腫れや痛みが出ます。
さらに、お口を開ける筋肉にまで炎症が進むと、お口が開きにくくなります。
・外傷
あごを強く打ったり、骨折したりするとお口が開きにくくなる場合があります。
● 健康な毎日を送るために
放っておくと症状が進んで、ご飯が楽しめないなど
日常生活に大きな影響が出てしまうことも。
お口が開きづらいと自覚したときには、
原因をしっかり調べて
そして、正しい診断のもと、原因にあった治療を受けましょう。
うえの歯科医院
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