妊娠すると、、、
お口の中のトラブルが起こりやすくなります!!
お口の中のトラブルが起こりやすくなります!!
特に気を付けておきたいお口のリスクについて以下のようなものが挙げられます。
妊婦性歯肉炎
女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)増加の影響で歯肉に炎症が起こります。
腫れがひどくなると出血を伴うこともあります。 妊娠初期からみられ、妊娠中期に最も多くみられるようです。 妊婦さんの約8割以上がなると言われています。
腫れがひどくなると出血を伴うこともあります。 妊娠初期からみられ、妊娠中期に最も多くみられるようです。 妊婦さんの約8割以上がなると言われています。
煙草より危険!! "早産リスク7.5倍"の重度歯周病
重い歯周病の方は、早産や低体重児のリスクが高いと報告されています。
理由は簡単!!!
歯周病の人は
【絶えず陣痛促進剤を飲んでいる】
に近い状態だからです。
歯周病で歯ぐきが腫れていると
その間はずっと「プロスタグランジン」という炎症ホルモンが体内に分泌され続けます。
このホルモンは、歯ぐきの炎症を抑えようとがんばっているのですが
副作用として、子宮の筋肉を収縮させてしまいます。
子宮筋収縮作用 : 産婦人科で「陣痛促進剤」としても使用されるプロスタグランジン
それが歯周病のせいで絶えず生産され続けることは?
・・・
早産の原因に、高齢出産、タバコ、アルコールなどがよく挙げられますが
それらよりもはるかに高い早産リスクとなります。
歯周病は治療可能なだけでなく、予防も十分な疾患です。
母子の安全のために、確実な歯周病予防を行うことをおすすめします。
(ちなみに、当然ですが、薬としてのプロスタグランジンは妊婦禁忌です)
理由は簡単!!!
歯周病の人は
【絶えず陣痛促進剤を飲んでいる】
に近い状態だからです。
歯周病で歯ぐきが腫れていると
その間はずっと「プロスタグランジン」という炎症ホルモンが体内に分泌され続けます。
このホルモンは、歯ぐきの炎症を抑えようとがんばっているのですが
副作用として、子宮の筋肉を収縮させてしまいます。
子宮筋収縮作用 : 産婦人科で「陣痛促進剤」としても使用されるプロスタグランジン
それが歯周病のせいで絶えず生産され続けることは?
・・・
早産の原因に、高齢出産、タバコ、アルコールなどがよく挙げられますが
それらよりもはるかに高い早産リスクとなります。
歯周病は治療可能なだけでなく、予防も十分な疾患です。
母子の安全のために、確実な歯周病予防を行うことをおすすめします。
(ちなみに、当然ですが、薬としてのプロスタグランジンは妊婦禁忌です)
生まれてくる赤ちゃんのために
ママができる3つのこと
ママができる3つのこと
1.むし歯治療する
赤ちゃんにむし歯菌がうつるのを防ぎます。日頃から定期的なお口の健康管理を行うと良いですね。
2.出産前の歯ぐきのケア
早産・低体重出産を防ぎます。3.出産後の歯と歯ぐきのケア
「出産したら歯が悪くなった」ということを防ぎます。お口の悩みがなくなり、出産後、お口の状態を気にせず
笑顔で子育てが出来ます。
赤ちゃんの歯はママのお腹の中で作られます
妊娠7週目頃には、乳歯や味を感じる機能ができ始めます。
妊娠4ヶ月頃には、永久歯もでき始めます。出産時には、歯茎の中には乳歯がしっかりと形づけられ、永久歯の芽も植わっている状態です。
ママのお口のケアは、生まれてくる赤ちゃんのお口の健康にも影響するのです。
ママのお口のケアは、生まれてくる赤ちゃんのお口の健康にも影響するのです。
生まれたばかりの赤ちゃん
お口の中にはむし歯菌はいません!
お口の中にはむし歯菌はいません!
むし歯菌や歯周病菌は、ママ(その他ご家族の方々)から感染することが多いです。
キスやスプーン、箸、コップを共有することでうつってしまいます。
ご家族のむし歯菌を減らしておけば、赤ちゃんはむし歯になりにくい歯になります。
赤ちゃんだけでなく、ご家族の方の歯科検診や受診は大切ですね。
キスやスプーン、箸、コップを共有することでうつってしまいます。
ご家族のむし歯菌を減らしておけば、赤ちゃんはむし歯になりにくい歯になります。
赤ちゃんだけでなく、ご家族の方の歯科検診や受診は大切ですね。
●妊婦中に歯科治療をしても大丈夫ですか?
歯科治療は可能です。
安定期とされる妊娠中期(5ヶ月~7ヶ月)が望ましいです。
この時期は、ほとんどの方が問題なく治療が受けられます。妊娠初期や、母体に負担がかかる後期は、緊急を要しない限り応急処置や口腔衛生指導にとどめます。
歯科治療を受ける前に、産婦人科の担当医に一度相談されることをお勧めします。
安定期とされる妊娠中期(5ヶ月~7ヶ月)が望ましいです。
この時期は、ほとんどの方が問題なく治療が受けられます。妊娠初期や、母体に負担がかかる後期は、緊急を要しない限り応急処置や口腔衛生指導にとどめます。
歯科治療を受ける前に、産婦人科の担当医に一度相談されることをお勧めします。
●妊娠したらお腹の赤ちゃんにカルシウムを取られて
歯が弱くなるって本当ですか??
歯が弱くなるって本当ですか??
これは赤ちゃんのせいではありません。
つわりなどによって、お口のお手入れが行き届かなくなるからです。
むし歯・歯周病予防がとても大切ですね。
つわりなどによって、お口のお手入れが行き届かなくなるからです。
むし歯・歯周病予防がとても大切ですね。
●いつ歯磨きをしたらいいですか?
朝・昼・夜どの時間帯でもいいので
しっかり歯みがきができる時間を作ることをオススメします。
朝・昼・夜3回とも徹底的に歯みがきする必要はありません。
◆その人に合った歯磨きの方法は
それぞれのお口の状況により異なりますのでお気軽にご相談ください。
しっかり歯みがきができる時間を作ることをオススメします。
朝・昼・夜3回とも徹底的に歯みがきする必要はありません。
◆その人に合った歯磨きの方法は
それぞれのお口の状況により異なりますのでお気軽にご相談ください。
●レントゲンや麻酔は?
歯科治療に使うレントゲンは、歯の部分だけを映すもの。
お腹に直接当たる事はありませんし、撮影を行うときは、鉛のエプロンを首からかけレントゲンの被ばくを防ぎます。
うえの歯科ではデジタルX線のため、通常のおよそ1/4の被ばく量です。
歯科治療に使う麻酔は、「局部麻酔」という方法で、
使用する麻酔薬も通常使用量では安全と言われています。
お腹に直接当たる事はありませんし、撮影を行うときは、鉛のエプロンを首からかけレントゲンの被ばくを防ぎます。
うえの歯科ではデジタルX線のため、通常のおよそ1/4の被ばく量です。
歯科治療に使う麻酔は、「局部麻酔」という方法で、
使用する麻酔薬も通常使用量では安全と言われています。
●お薬は使っても大丈夫?
妊娠中や授乳中でも安心して使用できる抗生物質、鎮痛剤があります。
症状に合わせて必要があれば、安全な範囲でお出しします。
症状に合わせて必要があれば、安全な範囲でお出しします。
来院の際は、母子健康手帳をお持ち下さい。
妊娠中のあなたの健康状態が分かりますので、
それに合わせた安心の医療を受けることができます。
健康でむし歯の無いお子さまのために
あなたのお口を大切にしてください♪
来院された妊婦さんには
『妊娠中にお母さんができるお口のこと』
パンフレットをお渡ししています。
数分で読める内容ですので
ぜひ参考にされてください♪
妊娠中のあなたの健康状態が分かりますので、
それに合わせた安心の医療を受けることができます。
健康でむし歯の無いお子さまのために
あなたのお口を大切にしてください♪
来院された妊婦さんには
『妊娠中にお母さんができるお口のこと』
パンフレットをお渡ししています。
数分で読める内容ですので
ぜひ参考にされてください♪
歯や歯茎(歯肉)のトラブルが起こりやすくなる時期です。 ママにむし歯があると、赤ちゃんがむし歯になるリスクも高まります。
赤ちゃんがお腹の中にいる”マイナス1歳”からしっかりとケアをしていきましょう。