顎関節症や歯の移植、難しい親知らず、口腔外科のご相談どうぞ

「顎関節症（がくかんせつしょう）」　　と言う言葉をご存知ですか？

顎関節症とは、「アゴが痛い」「口の開け閉めで音がする」「口を大きく開けられない」「顎が疲れる」などの症状が代表的な顎の関節に由来する疾患です。
他には、【頭痛(特に偏頭痛)】や【肩こり】の原因のひとつとも言われており、直接アゴと関係のないところに症状がでることもあります。

当医院では、その人の顎関節の病型(Ⅰ～Ⅳ型まであります)を診断の上
症状に応じて「内服療法」「スプリント治療」や「レーザー治療」などを行っています。

歯の移植(歯牙移植)とは、歯を失う、または失った部位に
ご自分のお口の中にある不要な歯(主に親知らず)を移し変える治療法です。


歯を失った場合の治療としては「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」がありますが、当院では可能な方には、第４の選択肢として「歯の移植」をご提案しています。


メリット
・ 周りの歯を削る必要がない
・ 自分の歯のため、アレルギーの心配がない
・ 条件を満たせば、移植手術に保険が適用される

デメリット
・外科手術が必要
・適応が限られる　(骨がしっかりしている・移植歯が単純な形をしている 等々)
・予後が不確実
・治療期間が長い


歯の移植に関して詳しくお話を聞かれたい方は、お気軽にご相談ください。

歯の外傷（けが）には、大きくは、割れたり折れたりする場合(歯の破折)と
歯が抜けそうになる場合(歯の脱臼）があります。

ただ、折れ方や抜け方によっても細かい分類があり、それぞれに必要な治療法が異なります。適切な対処により、歯をほぼ元通りに治すことができる場合も多々あります。
その一方で、ご自身の素人判断で最初に残念な対応をしてしまい、悲しい結果になってしまう場合もあります。


歯の外傷（けが）は、まず時間が大切です。
皆さんのお子さんや皆さん自身が万が一けがをした場合は、すぐにご連絡下さい。

＜抜けた歯・折れた歯のポイント＞

それが何か分かると気持ちが「すっと」軽くなり、それに合わせた対応もできます。
「大丈夫かな？」と放置せず、一度早目に診査を受けることをお勧めします。