
きちんと磨けて、維持できる状態であれば
残すことは可能です。
親知らずは、残すメリットもあります。
<親知らずを残すメリット>
・他の歯、特に手前の第2大臼歯が虫歯などで喪失した際には
「親知らず」をブリッジの土台・入れ歯の支えに利用することが出来ます。
・第1大臼歯や第2大臼歯が抜けてしまった際に、その代わりとして
移植できる場合(若い方が対象で、十分な診査・診断が必要)もあります。
・他の歯、特に手前の第2大臼歯が虫歯などで喪失した際には
「親知らず」をブリッジの土台・入れ歯の支えに利用することが出来ます。
・第1大臼歯や第2大臼歯が抜けてしまった際に、その代わりとして
移植できる場合(若い方が対象で、十分な診査・診断が必要)もあります。
*最近、親知らずや乳歯の細胞を使って歯を再生させる研究がすすんできています。
これが実用化されると歯科治療が大きく変わる事ができますが、残念ながらまだまだ先のお話です。
これが実用化されると歯科治療が大きく変わる事ができますが、残念ながらまだまだ先のお話です。

抜歯される方にはあらかじめその歯の状態、予想される術式と起こりうる合併症などをきちんと説明します。
さて、実際の抜歯の手順は
1.問診・説明
2.消毒
3.疼痛緩和のため表面麻酔の上で局所麻酔(親知らずが深い場合は広範囲に効く伝達麻酔)
4.休憩
5.抜歯術
(数秒で終わる歯もあれば、歯を分割する必要のあるものもあります。
歯の状況に応じて、事前にご説明します
抜歯は可能な限り痛みの起こらないよう行います)
6.止血確認
7.術後の注意事項の説明
9.終了です。
翌日には創部の洗浄と経過観察に受診をしていただくことが望ましいです。
体から1本歯が無くなるわけですから、抜歯後はそれなりに腫れや痛みは生じます。
ただ、腫れや痛みの程度は、抜いた歯の状況によりかなり異なります。
(当院の場合、例えば、上の親知らずはほとんど痛みが出ないことが大半ですが、 反対に下の埋まった状態・大きな虫歯の親知らずの場合は鎮痛剤がしばらく必要なことが多いです。)
ただ、腫れや痛みの程度は、抜いた歯の状況によりかなり異なります。
(当院の場合、例えば、上の親知らずはほとんど痛みが出ないことが大半ですが、 反対に下の埋まった状態・大きな虫歯の親知らずの場合は鎮痛剤がしばらく必要なことが多いです。)

食べかすがたまったままになると、それを栄養にばい菌が繁殖して、 抜歯とは違う痛みが長く続くこともあります。
当院では可能な限り『抜歯中は痛みがない』となるよう心掛けています。
また、抜歯前後の不安や痛みを少しでも和らげるために、様々なことに取り組んでいます。
また、抜歯前後の不安や痛みを少しでも和らげるために、様々なことに取り組んでいます。
・局所麻酔をする前に、かならず表面麻酔で麻酔部位の感覚を取り除く
⇒麻酔時の痛みを和らげるorなくすことができる
⇒麻酔時の痛みを和らげるorなくすことができる
・治療中は、少しでも痛みそうであれば遠慮なく手を上げていただく
⇒追加で麻酔をすることにより、無痛を維持できる
⇒追加で麻酔をすることにより、無痛を維持できる
・必要に応じて、広範囲に効果のある伝達麻酔を行う
⇒神経の出口を麻酔するので、元々麻酔の効きにくい人にも効果がある
⇒神経の出口を麻酔するので、元々麻酔の効きにくい人にも効果がある
・抜歯前にお口の中をしっかり清潔にする
⇒感染のリスクを下げることができ、術後の痛みを少なくできる
⇒感染のリスクを下げることができ、術後の痛みを少なくできる

院長は、熊本大学医学部附属病院 歯科口腔外科で
日々外科治療に従事してきた経験がありますのでご安心を。
まずはお気軽にご相談ください。
日々外科治療に従事してきた経験がありますのでご安心を。
まずはお気軽にご相談ください。
- 作成中
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●親知らずの抜歯は痛い?
疑問や不安をお持ちではないでしょうか。
「親知らずは抜いた方がいい」
とよく言われますが、それは親知らずで
リスクが生じることがあるからです。
腫れや痛みもなく、将来的なリスクも低ければ、歯を残すという選択も十分可能です。
・歯ブラシが届かない位置にあるため虫歯や歯周病になりやすい
・汚れがたまりやすく周辺の歯にも悪影響を及ぼし、口臭の原因になる
・生え方によっては、歯肉の炎症や腫れ、歯並びの乱れの原因になる
・顎の動きを邪魔し顎関節症を引き起こす場合がある